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2026.06.26ニッポン上げろ!

第611号(2026/6/23発行)MOさん・1

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

【アップコン起業秘話】(2026/4/3発行)現地視察・9の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

金曜日の夕方、
私はT社のOHさんとKMさんに
タヌキの大きな焼き物がある最寄り駅まで車で送ってもらいました。
別れ際にOHさんが

「松藤君、見積りいつできる?」
と聞いてきました。

「そうですね、
今日測量した最新の床レベル図をいただいてから2週間ください。」
と私が答えると

「それじゃあ、僕たちがデータをまとめるのに1週間かかるから受け取ったら1週間で見積もってよ。」

「えっ!今2週間って言った・・・。」

「頼むよ、松藤君。
金額が出てこないと先に進めないんだ。
分かるよね。」

有無を言わせないOHさんの迫力に押し切られて
結局、今から2週間後の金曜日までに見積書を提出することになりました。
2週間と言っても正味5日間くらいしかありません。

それも基準点±0から-20ミリまで沈下した床を修正する見積書に加えて、
-30ミリ、-40ミリまでと、
計3パターンの見積書を作ることになりました。

対象となる面積は約11,000㎡。

ざっと平米単価1万円から1.5万円としたら
1億1千万円から1億6,500万円という見積金額になりそうです。
「これは頑張らなきゃ。」
私は見積もりに必要な項目をいろいろ考えながら電車で帰途につくことになりました。

さて、6月の2週目に入り
まずはKビルの入居申請書の作成をし、提出をしました。

そして私が尊敬するMOさんと食事をする日がやってきました。
MOさんと私は、私がシドニーに滞在しているころ、
シドニー在住の共通の友人Yさんを通して知り合いました。
MOさんとYさんは学生時代からの友人で長い付き合いをしています。
ふたりとも私より7歳年上です。
私たちはMOさんがシドニーへ来豪するたびに
一緒にテニスをしたりゴルフをしたり、食事に行ったりと
とても楽しい時間を過ごしていました。
MOさんは当時、大阪で会社経営をしていて大変忙しく働いている人なので
シドニーでの滞在は彼にとっては貴重なリフレッシュの時間だったと思います。
その楽しい時間にいつも私も加わっていたせいか、
MOさんは私にいろいろアドバイスしてくれるようにもなっていました。
私もその頃はシドニーの大手建築設計事務所で働いていた時なので
将来自分が経営者になるなどとは考えてもいませんでした。

しかしMOさんは
「松藤君はずっと今の設計事務所で働くつもりなの?」
とか
「松藤君だったら独立してもやっていけると思うよ。」
などとよく私に言っていました。

Yさんも大手の日本企業から独立して自分の会社を設立し、
シドニーで成功した日本人として、
よくマスコミに取り上げられる人のひとりです。

MOさんもYさんも経営者であり、彼らのビジネスは順調でした。
私は日本へ一時帰国するたびに
MOさんを訪ねて大阪の彼の事務所へ通うようになりました。
そこでは小一時間ほど自分のことやシドニーの近況を
雑談を交えて報告するような感じでした。

そのような交流を私たちは10年近く続けていたのです。
その間、MOさんは大阪の会社をさらに発展させ
誰もが知る大企業へと成長させていました。

私はシドニーの大手設計事務所を辞め、
設計施工管理を行う事務所を設立し、
その後日本へ帰国しオーストラリアの沈下修正を行う日本法人を設立し、
そして今、
3社目となる「アップコン」を設立しようとしている時期でありました。

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