ホームアップコン工法とはウレタンについて

アップコンが使用するウレタン樹脂について

アップコンでは、国内のウレタン材料メーカーと共同研究した、フロン・代替フロンが発生しない環境に安全な完全ノンフロン材の硬質発泡ウレタン樹脂を使用しています。
数種類の樹脂を保有しており、お客様の現場状況や目的に合わせて、適切な硬質発泡ウレタン樹脂を提案いたします。

硬質発泡ウレタン樹脂とは

硬質発泡ウレタン樹脂は、ポリオールとイソシアネートの2液が混ざりあって(撹拌されて)化学反応を起こし、液体状態からクリーム状態に変化し、その後ゲル状態となって最終的に固体となります。発泡時に発泡圧力という膨らむ力が生まれ、アップコンではこの発泡圧力を使って沈下したコンクリート構造物を持ち上げています。また小さな隙間にも入り込むため、隙間なく空隙を充填します。

硬質発泡ウレタン樹脂の種類と物性値

沈下修正用樹脂※ 物性値は標準値であり、保証値ではありません。 ※ オーバーパック率 10%

特性項目 単位 物性値 試験方法適用規格
密度 Kg/m3 62.0 JIS K 7222 :2005
圧縮強さ kPa 363 JIS K 7220 :2006

用途

工場・倉庫・店舗・住宅などの
沈下修正(空隙充填)工事に使用

空隙充填用樹脂※ 物性値は標準値であり、保証値ではありません。 ※ オーバーパック率 10%

特性項目 単位 物性値 試験方法適用規格
密度 Kg/m3 25.5 JIS K 7222 :2005
圧縮強さ kPa 51.9 JIS K 7220 :2006

用途

空隙量が大きい場合に使用

高強度樹脂※ 物性値は標準値であり、保証値ではありません。 ※ フリー発泡

特性項目 単位 物性値 試験方法適用規格
密度 Kg/m3 185.0 JIS K 7222 :2005
圧縮強さ kPa 1400 JIS K 7220 :2006

用途

道路・踏み掛け版・空港・港湾などの
沈下修正(空隙充填)工事に使用

環境に配慮した硬質発泡ウレタン樹脂

フロン・代替フロンを発生しない環境に安全な完全ノンフロン材を使用しています。
水や海水、並びに土中に含まれる他のほとんどの物質に対して溶出しないので、土壌に影響を与えません。

フロンガス定量分析試験結果

試験項目 アップコン検出濃度(µg/g)
N=1 N=2 平均値
HCFC-141b
※1
不検出
(1以下)
不検出
(1以下)
不検出
(1以下)
HFC-245fa
※2
HFC-365mfc
※3
HFC-134a
※4
※1 HCFC-141b : 1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン 
※2 HFC-245fa 1,1,1,3,3 - ペンタフルオロプロパン 
※3 HFC-365mfc: 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 
※4 HFC-134a: 1,1,1,2-テトラフルオロエタン

土壌の影響確認(環境試験:揮発性有機化合物計測結果)

試験項目 検出値
トリクロロエチレン 不検出
テトラクロロエチレン
ジクロロメタン
1.2-ジクロロエタン
1.1-ジクロロエチレン
シス-1.2-1.1-ジクロロエチレン
試験項目 検出値
1.1.1-トリクロロエタン 不検出
1.1.2-トリクロロエタン
1.3-ジクロロプロペン
ベンゼン
四塩化炭素
クロロエチレン※平成9.3環告第10号付 表第2
※ 不検出とは、定量下限値未満のことを示す。 ※ H15 環境省告示第18号による測定。
試験方法JIS K 0125 5.2
試験機関株式会社 ニチユ・テクノ

耐薬品性

薬品名 24時間浸漬後の状態
有機酸 10% クエン酸 変化なし
10% 酢酸 変化なし
10% 蟻酸 変化なし
塩基物 10% 水酸化アンモニウム 変化なし
10% 水酸化カリウム 変化なし
10% 水酸化ナトリウム 変化なし
酸化剤 1% 二酸化塩素 着色
10% 過酸化水素 着色
5% 次亜塩素酸ナトリウム 着色 吸収大
10% 塩酸 変化なし
薬品名 24時間浸漬後の状態
10% 硫酸 変化なし
10% シュウ酸 変化なし
10% 硝酸 着色
エーテル・ケトン エチルエーテル 変化なし
グリセリン 変化なし
芳香族炭化水素 ブレーキオイル 変化なし
灯油 変化なし
その他 変化なし
蒸留水 変化なし
海水 変化なし
確認方法500mlビーカーに薬品300gを入れ、 フォームサンプル 50x50x40を薬品中に浸漬し、常温で24時間後の状態を確認する。