【茨城県】レジャー施設　土間床下沈下修正工事

お客様からの相談、課題

東日本大震災の影響があった茨城県内の、大型レジャー施設。
施設内にあるパチンコエリアにおいて、大きく沈下した床の修正工事を行いました。
ホール内の他、機械室前、トイレなどの箇所も沈下が見られ、総施工面積 約350㎡を夜間連続4日間にて沈下修正工事を行いました。

施工手順

1. 測量

   現況の高さを把握する為、オートレベルにより測量を行いました。

2. 削孔

   注入位置をマーキングし、コアドリルで表面タイルを削孔しました。
   タイル撤去後16㎜のドリルにて削孔しました。
   削孔時は集塵機を使用し、店舗内に粉塵が飛散しないように、吸引しながら削孔しました。

3. 樹脂注入状況

   注入作業はオートレベル・レーザー墨出し器を使用し、ミリ単位で高さを確認しながら行いました。
   施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに無理がない様に注入し、
   注入箇所だけでなく周辺部（影響が予想される範囲）の高さも常に確認しながら慎重に行いました。

4. 穴埋め

   注入孔を無収縮モルタルにより充填し、表面にタイルをはめ復旧しました。
   施工場所の清掃を行い、樹脂等により床が汚れた場合は溶剤を使用して入念に清掃します。
   注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。