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2026.03.03ニッポン上げろ!

第576号(2026/2/20発行)現地視察・5

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

【アップコン起業秘話】(2026/2/13発行)現地視察・4の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

「アップコン工法とは、

高強度の特殊ウレタン樹脂の発泡圧力を利用して、
沈下したコンクリート床をフラットにする工法です。

と言っても、なかなかイメージがわかないと思いますので、
例えば、ここに沈下したコンクリートの床があります。」

私は手で凹んだコンクリートのジェスチャーをします。

「この凹んだコンクリートの下に、
ものすごく膨らむ力の強いウレタンを入れます。
ウレタンと言っても台所のスポンジのような固体になっているものではなくて、
ウレタンになる前の『液体』を入れるのです。

その液体はA液とB液の2液を使うのですが、
この2液を同時に入れると化学反応が起こって、
膨らんでいきます。

そして膨らみながら最後には固体になるんですけれど、
この膨らむ力『発泡圧力』が、ものすごく強く、
凹んだコンクリートを下から押し上げていくことができます。」

私は周りの人たちを見回しながら
「みなさん、『凹んだコンクリート床を元に戻すような力なんてあるんだろうか?』
と疑問に思われるのかもしれませんが、
その強力な発泡圧力を持ったウレタン樹脂を開発して、
このアップコン工法が生まれました。」

すると、倉庫の統括責任者であるSTさんが
「そのウレタンの液体はどうやってコンクリートの下に入れるんですか?」

と質問してきました。

「あっ、説明が足りませんでした。
コンクリートにドリルで直径16ミリの孔(あな)を開けます。
16ミリって1円玉よりも小さい孔なんですね。
このコンクリートに開けた孔からAとBの液体を
コンクリートの下の地盤に流し込んでいきます。」

すると再びSTさんが
「コンクリートの下に空間が無いと入っていかないんじゃないですか?」

「はい、コンクリートの下には空隙と言って小さな隙間がある場合もあります。
ない場合ももちろんあります。
このウレタン樹脂はA液とB液が混ざりあった直後から
化学反応が始まって、数秒後には膨らみ始めます。
なので、例えコンクリートの下に隙間がなくても、
自らの発泡する力でコンクリート床を持ち上げていくことができるんです。」

「ちょっと、まだよくわからないんですけど。」STさんから再び質問があったので私の説明は続きます。



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