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道路の陥没防止
対策工事

地盤に生じた見えない空洞に
確かな安心を!
―ウレタン空洞充填工法で
道路陥没を未然に防ぐ

突発的に発生する道路の陥没――
その多くは、地中に潜む“空洞”が原因です。

アップコンではこの見えないリスクに対し、特殊ウレタンを使用した空洞充填工法を開発しました。

開削不要、短工期、省スペースでの施工を実現し、道路インフラの安全性を迅速かつ確実に高めます。

道路陥没につながる
地盤の空洞とは

道路陥没につながる地盤の空洞は、主に次の要因によって生じます。

埋設管の老朽化や破損による空洞
地下水の浸食・地盤の緩みによる空洞

アップコンの空洞充填
工法なら

止水性の高いウレタンを充填することで、道路の陥没を未然に防ぐことが
可能です

特殊ウレタン樹脂で素早く空洞を充填

Movie工法紹介動画

工法の特長

  1. 短時間

    01
    短時間工事が可能

    路盤下の空洞に特殊ウレタン樹脂を注入し、発泡・膨張圧力で素早く空洞を充填します。

  2. 開削の必要なし

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    開削工事が不要

    大がかりな道路の開削は不要なため、開削と埋め戻しに要する時間を短縮します。

  3. 軽量材料

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    軽量材料

    路盤材と同等以上の強度がありながら軽量です。自重による再沈下の可能性は従来工法と比較し軽減されます。

  4. 省スペース施工

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    起動力の高い
    省スペースな施工

    資機材一式を搭載したプラント車を配置するだけで施工が可能です。交通規制の早期解放にもつながります。

施工の流れ

  • 準備・測量

    • 資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備を行う
    • 現況の路面の高さを把握するため、オートレベルで測量
    準備・測量
  • 削孔

    • 注入位置をマーキング後、AS舗装をハンマードリルで削孔
    • 粉塵が飛散しないように集塵機で吸引しながら削孔
    • 削孔後、検尺棒を使用し空洞量を注入孔全箇所計測
    削孔
  • ウレタン注入

    • オートレベルで路面の高さを確認しながら特殊ウレタン樹脂注入作業を行う
    • 注入が空洞を埋め設計量に達した時点で注入を終了
    • 注入後CCDカメラで充填されていることを確認
    ウレタン注入
  • 穴埋・清掃

    • 無収縮モルタルで注入孔の穴埋め
    • 施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業が完了
    穴埋・清掃

使用材料について

道路補修専用に開発されたウレタン樹脂は、国土交通省が上層路盤の品質規格で定められている材料と、
同等以上の一軸圧縮強度(1.2MPa)を発現します。
この材料は、環境に配慮したノンフロンで、土壌にも影響がありません。
また、アップコンはISO9001(品質)及び、ISO14001(環境)の認証を取得しています。

高強度ウレタン樹脂(物性値)

特性項目 単位 物性値 試験方法適用規格
密度 kg/m3 202~330 JIS K 7222:2005
圧縮強さ kPa 1400 JIS K 7220:2006

※物性値は標準値であり、保証値ではありません。※フリー発泡時。