ホーム 事業領域/ソリューション - 道路:応急復旧工法「ダンタン」

震災が原因で生じた道路の「段差・不陸・陥没」

「ダンタン」なら現場に合わせて短時間でスロープを形成
迅速に緊急車両の通行を可能にします

「ダンタン」
で解決

震災時に生じる道路の段差・不陸・陥没は緊急車両などの走行の妨げになり、被災地の復旧・復興が遅れてしまう要因となります。

応急復旧工法「ダンタン」は、迅速に緊急車両などの走行を可能にするため、高強度ウレタン樹脂を使用しスロープを作成。路面に生じた段差や不陸、陥没を速やかに解消し車両の走行を可能にする工法です。

※ 災害が原因で生じた「段差・不陸・陥没」箇所で緊急交通路の確保のため、早急に復旧が必要とされている道路の本復旧までの応急復旧工法です。
※ スロープ幅、スロープ間、勾配は普通乗用車・大型トラックのトレッド幅及びタイヤ幅から算出しています。

適用場所

震災が原因で生じた「段差・不陸・陥没」などで、

緊急車両の走行を確保するため、早急に復旧が必要とされている道路

※本復旧までの応急復旧工法になります

応急復旧工法「ダンタン」なら

  • 資機材一式を搭載したトラックで駆け付け、発生した段差を約1時間で応急復旧します。
  • 高強度ウレタン樹脂は、硬化する時間が早いため、スロープ作成後約15分で大型車両の走行を可能にします。また地面と密着し高い安定性を実現します。
  • 段差だけでなく不陸や陥没に吹き付けて補修することが可能です。
  • 速やかな対応で車両の走行を可能にし、被災地の迅速な復旧・復興に貢献します。

ダンタンの特長

  1. 被災した現場で形状に合わせてウレタンでスロープを作成

    01
    被災した現場で形状に合わせて
    ウレタンでスロープを作成

  2. 約1時間で車両の走行が可能

    02
    約1時間で車両の走行が
    可能になります

    高強度ウレタン樹脂は、吹き付けた直後から硬化する性質を持っています。

Movie工法紹介動画

施工の流れ

  • スロープ板 組み立て

    • 敷版の裏に木材をビスで取りつけ版板を作成
    スロープ板 組み立て
  • 版板 補強

    • 版板の裏にウレタン樹脂を吹付、版板を補強
    版板 補強
  • スロープ 設置

    • 勾配に合わせ、木柱を差し込みスロープ板を設置、段差に対しスロープを形成
      ※段差によりスロープ版、木柱の長さが異なる
    スロープ 設置
  • ウレタン注入

    • 側面に当て板をし、スロープ板下にウレタン樹脂を注入し空洞を充填
    ウレタン注入
  • スロープ形成

    • 側面にはみ出した場合、ウレタン樹脂を切断しスロープを形成
    スロープ形成
  • 紫外線防止剤塗付

    • 切断した側面のウレタン樹脂部分に紫外線防止材を塗付し、耐力低下を防ぐ
    紫外線防止剤塗付
  • 完成

    • 完成後15分で走行可能、車両の交通障害を速やかに解消します
    完成

使用材料について

道路補修専用に開発されたウレタン樹脂は、国土交通省が上層路盤の品質規格で定められている材料と、
同等以上の一軸圧縮強度(1.2MPa)を発現します。
この材料は、環境に配慮したノンフロンで、土壌にも影響がありません。
また、アップコンはISO9001(品質)及び、ISO14001(環境)の認証を取得しています。

高強度ウレタン樹脂(物性値)

特性項目 単位 物性値 試験方法適用規格
密度 kg/m3 185 JIS K 7222:2005
圧縮強さ kPa 1400 JIS K 7220:2006

※物性値は標準値であり、保証値ではありません。※フリー発泡時。