アップコン通信

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【プレスリリース】沈下修正の専門家アップコンは「健康活動」の一環で、全社員「おとなの体力測定」を 行っています。

2020年11月5日 15:00
健康経営を推進している、沈下修正の専門家アップコンは
「健康活動」の一環で、全社員「おとなの体力測定」を行っています。

 

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ウレタン樹脂の発泡圧力で傾いた床を壊すことなく修正を行う
アップコン工法を全国に展開するアップコン株式会社は
健康経営優良法人の認定企業としてユニークな健康活動の取り組みを実施。
その一環で全社員「おとなの体力測定」を行っています。

 

 

◆独自の取り組み『おとなの体力測定』とは

 健康活動の一環として、 全社員が年に一度、スポーツセンターや
 オフィス内にて自身の体力を測定・把握する取り組みです。
 2018年からスタートしたこの取り組みを活用し、健康維持・増進に役立てています。

 

 

◆おとなの体力測定の目的

 この体力測定の結果では、過去の記録から“成長”を楽しむだけではなく、
 “衰え”を自覚し体力や身体能力を振り返る機会になっています。

 

 

◆アップコンの健活倶楽部
 会社の基本理念の一つである「健康第一」に基づいて発足された、
 社内を横断したメンバーで構成されたプロジェクチーム、「健活倶楽部」。
 健康増進を促進できる様々なプランを企画・情報の発信・活動をし、内容も毎年更新しています。

 

 

◆そのほか健康経営に基づいた独自の取り組み
 日本健康マスター検定を全社員取得目標へ
 全社員非喫煙宣言 等

 

 

本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先
Email:pr@upcon.co.jp

【社長メルマガ】あれから10年

2021年3月4日 9:00

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ

〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

 

 

第54号(2021/3/2発行)

 

 

 

 

あれから10年

 

 

 

 

 

こんにちは!

コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

  
 

2011年3月11日

東日本大震災が発生しました。

  
まもなく、あの日から10年を迎えようとしています。

  
 

  
2021年2月1日

アップコンでは第19期の始まりの日に

スタッフ全員で東日本大震災を振り返ってみました。

 

 

 

 

それは当時、アップコンのスタッフとして震災を経験した者もいれば

中学生として震災を経験し、昨年入社したスタッフもいるため、

もう一度、私たちにとって東日本大震災はどういうものだったのか?

 

また、今後起こり得るだろうといわれている南海トラフ大地震などの大地震に対して

私たちはどのように備え対応していくことができるのだろうか?

 

スタッフ全員の共通認識としてシェアしておこうということから始まりました。

  

 

先ずは、もう一度東日本大震災の規模、被害状況を確認します。

続いて、「その時アップコンでは」何が起こったのか?

オフィス内や施工先で震災を経験したスタッフが当時を振り返りながら話します。

  
当時私もたまたまオフィスにいました。

  
アップコンオフィスのある川崎市内は震度5強でした。

  
棚からはファイルが飛び出し、クリスタルのトロフィーはガシャーンと割れ、

私たちは非常階段を使って6階のオフィスから地表へたどり着くことができました。

  
その後も余震で何度もビルが大きく揺れているのを

みんなで唖然として眺めているだけでした。

 

 

 

しかし、アップコンの震災はここからスタートします。

  

東北・関東地方には震災により多くの建物が被害を受けました。

 

アップコンには地震直後から沢山の問い合わせ、施工依頼がきました。

  
アップコンのミッションは

「地震や地盤沈下で傾いたり、段差ができてしまった

コンクリートの床を短工期で修正すること。」

 

  
私たちは交通機関がマヒする中で毎日施工し続けました。

スタッフの中には津波の被害に遇った実家と連絡が取れない人もいました。

 

しかし、彼らも黙々と、

少しでも早く沈下した建物を修正しようと必死で働いていました。

  
当時はアップコンだけでなく多くの日本人が一致団結して

復旧・復興に力を尽くしていました。

  
という合言葉のもとに。

  
 

  
私たちはその当時の状況を語り継ぎ、経験を継承し、

また大地震が発生しても素早く行動できるように備えなければいけません。

  
アップコンのミッションである

「地震や地盤沈下で傾いたり、段差ができてしまった

コンクリートの床を短工期で修正すること。」

 

  
困っている人を助けることができるよう日々備えを怠らないようにしています。

  
 

 

  
まもなく、あの日から10年を迎えようとしています。

  
つい先月、2月13日の深夜。

福島県沖で最大深度6強の大地震が発生しました。

地震は本当にいつ起こるかわかりません。

  
 

東北大地震で被害を受けた建物が、

また今回の福島県沖大地震で被害を受けたという事例が数多くあります。

  
床が傾いたままの状態で地震が来たら・・・

土間床下に空隙がある状態で地震が来たら・・・

  
少なくとも自社の建物の現状を把握しておくことは重要です。

 

 

 

 

 

アップコンは東日本大震災10年の節目に合わせ

創業以来初めて無料調査を行うキャンペーンを企画しました。

  
工場・倉庫・店舗の土間床を無料で調査します。

 

岩手県・宮城県・福島県・茨城県・埼玉県・千葉県

地域限定で床レベル測量と土間床下空隙量調査を無料で行います。

 

この機会にぜひご相談ください。

 

 

詳細はこちら ↓ ↓ ↓

 

 

 

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【社長メルマガ】デモやって~!

2021年2月26日 16:00

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ

〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

 

 

第53号(2021/2/26発行)

 

 

 

 

デモやって~!

 

 

 

 

 

こんにちは!

コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

  

 

 

 

3月9日(火)~12日(金)

Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場)

 

 

  
で開催される

  
国際物流総合展2021

  
にアップコンが出展します。

 

概要はこちら ↓ ↓

https://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/ltt2021/index.html

 

 

アップコンのブースはD614です。

  
当日は特殊発泡ウレタン樹脂を使ったデモンストレーションを行います。

  
知っているようで知らないウレタン。

ウレタンはポリオールとイソシアネートの化合物です。

 
でも、そんなこと知らなくてもよいから、

出来立てのウレタン樹脂ってどんなものか見てみてください。

(触ってみてください。)

  
百聞は一見に如かず!

  
レッツゴー!

 

 

 

 

【デモンストレーション No.1】

 

ウレタンって温かい

ウレタンって軽い~

ウレタンって硬い~

 

 

そう、この温かい・軽い・硬いウレタン目の前で作ります!

 

 

 

「このウレタン樹脂が沈下したコンクリート床をもち上げる!?」

  
おひとりで来られても大丈夫。

「デモやって~」とおっしゃってください。

 

 

【デモンストレーション No.2】

 

アップコンブースに2人以上のお客様がいらっしゃったら

ウレタン樹脂の発泡圧力でアップコンのスタッフを持ち上げて見せます。

 

 

 

 

スタッフの体重はおよそ60Kg。

  
「一体どうやって持ち上げるの?」

  
それは来てのお楽しみ。

 「デモやって~」とおっしゃってください。

 

 

【デモンストレーション No.3】

 

 

もっと大勢のお客様がアップコンブースに集まられたら

とっておきのデモンストレーションお見せします!

 

 

 

 

「この展示会は何ですか~?」

  
そう、

  
国際物流総合展2021

 

ですよね。

  
物流関係者にとって倉庫は自分の家みたいなもの。

  
倉庫内の床が沈下して商品の入っているラックが傾いてしまったら・・・。

 

 

●フォークリフトも傾いたままの走行で危ない!

●高層ラックだと上から商品が落ちてきそう!

●自動ラックが勝手に動き出したらどうしよう!

 

 

そんな床をアップコンがあっという間に修正します。

  
模型を使ってのデモンストレーションです。

準備が大変なので、できても1時間に1回がやっと。

大勢のお客様が集まられた時だけお見せしますので、

みんな誘って ブースD614 へ。

  
「デモやって~」とおっしゃってください。

  
 

 

日時は3月9日(火)~12日(金)です。

  
 

松藤も会場に登場します。

3月12日(金)10:00~17:00に

Aichi Sky Expo (愛知県国際展示場)ブースD614にいます!

  

 
愛知県の人、岐阜県の人、三重県の人、近いですよね!

  
ぜひ、会場でお会いしましょう!

 

 

 

 

PS. 

 2月5日(金)のメルマガ

「コロナじゃないよ、コアラだよ!」

覚えていますか?

 

アップコンのコアラ募金活動がタウンニュース高津区版で紹介されました!

↓ ↓ ↓

https://www.townnews.co.jp/0202/2021/02/19/562746.html

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【社長メルマガ】POSSIBILITY : 0%【3】

2021年2月25日 10:19

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ

〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

 

 

第52号(2021/2/23発行)

 

 

 

POSSIBILITY : 0%【3】

 

 

 

こんにちは!

コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

  

バックナンバーはこちら↓ ↓

 

 

 

 

「???」

  
 

  
長々とタイレストランの話は聞いていたが

POSSIBILITY : 0% の説明は未だに始まっていない・・・

はずが、

  
「今、説明しただろ!」

  
とは一体どういうことなのか?

  
すきっ腹に飲んだ白ワインが効いてきたのか

英語が理解できなくなってきたんだろうか。

  
 

「Nobu, 今までピーターやティムから何を教わってきたんだ?」

  
「えっ?ピーターからは施工方法とティムからは営業ですけど。」

  
「Nobu, 我々の工法の1番の特徴は何だ?」

  
「もちろん!お客様の業務を止めずに短工期で沈下修正することです。」

  
「その通り!」

  
「そうですよ!ティムから毎日聞かされています。」

  
「沈下した床を修正するだけだったら

今までもコンクリート床を打替える工法があっただろう?」

  
「そうですね。ティムから教わりました。」

  
「我々の工法が同じ打替え工法だけど、

従来工法よりも10%コストが安いとか10%工期が短いんだったら、

マーケットリサーチ会社はPossibility○○%と計算しやすいんだ。」

  
(フムフム)

  

  
ところが日本ではウレタンを使って沈下修正をしている会社が1社もないから

我々の工法を従来の打替え工法と比較するのが難しくて

Possibility 0% と答えにしてきたんだろう。

このリサーチ会社はその結果に責任取りたくないから

0%と言っておけばOKだろうくらいでレポートをまとめてきたかもしれないな。」

  
「ずいぶんいい加減ですね。結構高かったんでしょう?」

  
「まあ、いい。

このレポートからわかったことで1番うれしかったのは

ウレタンを使って沈下修正をしている会社が日本に1社もいない

ということがハッキリと分かったことだ。」

  
「比較できないからPossibility 0% ということなんですね。」

  
「そうだ。」

  
「それではPossibility 0%だったら、何でうれしいんですか?

ティムもCongratulations!なんて言ってましたけど。」

  

「我々の工法は床を直しているんではないんだ。」

  
「またまた、何を言ってるんですか。

我々の工法は沈下したコンクリート床を

きれいにフラットに直しているじゃないですか。」

  
「Nobu, それだけだとパンとチャイニーズフードと同列になってしまう。」

  
「えっ?」

  
「さっきなんて言った?

タイレストランのオーナーは

『自分たちが売っているのはタイフードではなくタイ文化なんだ』

って言っただろう?」

  
「確かに言いましたね。」

  
「我々がこれから日本で展開する沈下修正工法は

ただ単に床をフラットにするのではなく

業務を止めずに短工期で沈下修正をするということだ。」

  
(フムフム?)

  

 

「つまり、日本では、我々の工法を採用することによって

業務を止めずに床沈下の問題を解決できる

ということがこれから体験できるようになるということだ。」

  
「それは今まで日本になかったことですからね。」

  
「そうだ。最初は誰もが初めての工法を採用する時には

抵抗感を持つだろうが、そのメリットの大きさを体感することによって

1度採用した人からは必ずリピートしてもらえるようになるだろう

その時、日本には競争相手がいない。

つまり床沈下修正のビジネスを独占することが可能になるというわけだ。」

 

「ウレタンによる沈下修正工法が、日本で新しいスタンダードになればいいですね」

 

「その通り。」

 

「良い工法だったら広く普及していくということですね。」

 

「その通り。」

  
「でも、いくら良い工法でも

新しいことに保守的な人達に向けて普及していくのは難しいのでは?」

  
「Nobu, それはお前のビジネスだ。」

  
「特に日本では、『実績は?』と聞かれるから、

最初の仕事を受注するのは難しいのでは?」

  
「Nobu, それはお前のビジネスだ。」

  
「これから日本での価格を決める時に、高すぎたら売れないのでは?」

  
「フフッ、

『シェフの腕は一流だし、サービスも最高だから、それに見合う値段は当然だ』

とさっき言っただろう。」

  
「強気だね!」

  
「Nobu, 俺にはこのビジネスが日本で成功する自信がある。

今日、このマーケットリサーチの結果を見て確信を持った。

Nobu, 次はお前が日本でこのビジネスを早く展開することだ。」

  

 
“彼“は力強く言い切った。

 

 

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【社長メルマガ】POSSIBILITY : 0%【2】

2021年2月22日 9:00

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ

〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

 

 

第51号(2021/2/19発行)

 

 

 

 

POSSIBILITY : 0%【2】

 

 

 

こんにちは!

コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

  

 

  
「Nobu, なんでこのレストランが人気なのか分かるかい?」

  
私も何度も来たことのあるこのタイレストランは

いつも大勢の客でにぎわっています。

  
「料理は美味しいし、値段もリーズナブルだし、

周りはまあまあ収入があって

外食が好きそうな人たちが住んでいるところだし・・・。」

  
「全部正解だ。」

  

 

(なんだ。結構当たり前の答えじゃないか。)

  

  
「Nobu, もう一つ答えがあるんだ、分かるかい?」

  
「いやー、特にー。何ですか?」

  
 

「この街には昔からベーカリーショップしかなかったんだ。

そして後から小さなチャイニーズのテイクアウェイショップができて、

それ以降ずっと何十年もこの2件の店だけで、

この街の人たちの胃袋を満足させていたんだ。

 
別に文句を言う人は誰もなく、

外食すると言ったらベーカリーかチャイニーズがお決まりっていう街だった。」

  

 
(フムフム)

  

  
「10年位前、この街にこのタイレストランがオープンしたんだ。

料理は美味しいし、メニューは種類も多いし、

そしてどの料理も家では作れないような凝ったものばかりで、

大人気になった。」

  
(フムフム)

  
 

「ただ、一つだけ問題があった。」

  
「問題?」

  

「そう、値段が高いんだよ。

ベーカリーやチャイニーズのテイクアウェイに比べたら3倍以上も高い。」

  
「それはそうでしょう。

タイレストランは店構えからして立派だし、

それをテイクアウェイショップと比べるなんて。」

  
「確かにそうだ。

今まで5ドルでおなか一杯になっていたのが

1品で10ドル以上だとやはり抵抗はある。」

  
(フムフム)

  
 

「だから最初は、少しお金に余裕のある人たちの

デートスポット的なレストランというような位置づけとしてとらえられていた。」

  
(フムフム)

  

  
「そしておいしくて高い店という評価がついたんだ。」

  
「値下げはしなかったんだね。」

  
「そう、レストランオーナーは値下げしようとしなかった。

シェフの腕は一流だし、サービスも最高だから、

それに見合う値段は当然だと思っていたそうだ。」

  
「強気だね!」

  
「オーナーは自信があったそうだ。

 

この街の人たちはパンとチャイニーズフードに慣れ親しんでいた分

新しいものには少し抵抗を感じる人が多かったそうだ。

クオリティを犠牲にして値段を下げれば、少しは多く人が来るかもしれないが、

それではパンとチャイニーズフードとタイフードが同列になってしまう。

 

それではダメなんだ。

自分たちが売っているのはタイフードではなくタイ文化なんだ、って言うんだよ。」

  
「タイ文化?」

  
 

「その頃、オーストラリアではマルチカルチャリズムという政策があった。」

  
「知ってるよ。

オーストラリアはもう英国のほうを見て行動するのではなく、

自分たちはアジアの一員であるという考えだよね」

  
「そうだ。レストランオーナーはこれからのオーストラリア人は

マルチカルチャリズムという風潮に乗って

劇的に変わっていくだろうと読んでいたんだ。」

  
「何が劇的に変わるんですか?」

  
オーストラリア人はもともとは保守的な国民性を持っているといわれているんだ。

しかし、これからは新しいものに進んでチャレンジしていくのがトレンドだ

皆の意識が変わってきたんだよ。」

  
(フムフム)

  

  
「オーナーはその時代の流れをうまく読んで

値段が高くても、今まで食べたことのない料理に

みんながチャレンジしてくるだろうと思ったんだ。

 

そして同じような考えを持った様々な国からの移民の人たちが

一気にハイクオリティーの料理を提供するレストランを

競うようにオープンしてきたのが1990年代なんだ。」

  
(フムフム)

  

  
「ただ料理を提供するのではなく、

カルチャーに変化を加えようとしたことが、

当時の政策ともマッチして成功したんだ。」

  
「なるほど」

  
「Nobu, 分ったかい?」

  
「えっ? POSSIBILITY : 0% の話じゃないの?」

  
「今、説明しただろ!」

  

 
「???」

  
 

  
 

  
PS.オーストラリアではテイクアウト(take out)を

テイクアウェイ(take away)と表現します。

 

 

 

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【社長メルマガ】POSSIBILITY : 0%

2021年2月19日 10:29

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ

〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

 

 

第50号(2021/2/16発行)

 

 

 

 

POSSIBILITY : 0%

 

 

 

こんにちは!

コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

  

 

 

 

2001年3月

“彼”から呼び出しがありました。

喜怒哀楽の激しい”彼“は、今日は「喜」の日のようです。

  
「Nobu, これを見てくれ!」

  
渡されたのは英文のマーケットリサーチの報告書。

数十ページはあるでしょうか。

  
「Nobu, このページだ。この文章を読んでみろ。」

  
急かすように“彼”は自ら付箋の張ってあるページを開き、

太字で書かれている結論らしきところを指差してきました。

  
そこには

  

POSSIBILITY : 0%

  

  
「えっ?何のPossibility?」

 

「我々のビジネスが日本進出で成功する可能性だよ。」

 

「それがゼロパーセント?」

 

「そうだ。Nobu, おめでとう。」

 

「いやいや、ゼロパーセントですよ?何を喜んでいるんですか。」

  
日本にはウレタンによる沈下修正のビジネスは存在しないと書かれている。

我々のビジネスが既存のビジネスと比較できないので、

このレポートはゼロとしか表現できないんだ。」

  
「言っている意味が分かりません。」

  
「ライバルは一人もいないんだよ。独占ビジネスだ!」

  

  

  

  
私は”彼“の顔を見て報告書の「ゼロ」を見て、

また”彼“の顔を見てということを何度も繰り返していました。

そこにNo.1セールスマンのティムが近づいてきて

  
「Nobu, Congratulations! Zero percent!」

  
と一言言って営業に出かけました。

  
「何でコングラチュレーションなんて言うんだ。」

  
私はぶつぶつ独り言を言っていました。

  
日本でのビジネスの可能性がゼロと報告書に書かれているのに

”彼“は何でわざわざ大金使ってまでして日本進出したがるんだろう。

可能性がゼロなら行く必要ないじゃないか。

私は自分の設計事務所を閉じてまでこのビジネスに取り組んでいたのに・・・。

  

理解しかねている私に“彼”は上機嫌で

  
「Nobu, 今晩食事に行こう!」

  
と誘ってきました。

 

私は

  
「いいけど、それではその時に理解できるように説明してほしい。

  
と言って19時にタイレストランで会う約束をして事務所を後にしました。

  

  

  

  
クロウズネストにあるタイレストランは観葉植物を多く配置してい

熱帯の国というイメージを醸し出しています。

屋外テラスもあり、室内外とも多くの客でにぎわっていました。

  
私たちは室内の滝?が流れている近くに席を取りオーダーします。

  
“彼”はお酒はあまり飲みません。

私は大好きなので白ワインをボトルで注文しました。

今日は”彼“もグラス1杯付き合うそうです。

  
何で今日は上機嫌なんだ?と思いつつ、

乾杯して料理が来るまでの間に話を聞くことになりました。

  

 

「Nobu, このレストラン繁盛しているだろう。」

  
確かに席はほとんど予約客で埋まっているようです。

BGMと客の談笑で店内はがやがやしている感じです。

  
「Nobu, なんでこのレストランが人気なのか分かるかい?」

  

  
えっ?

  

 
今晩はPOSSIBILITY : 0%の話をするんじゃなかったのでは?

  

  

 

 
”彼“は話しを続けました。

 

 

 

 

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