【不具合発生前の予防】北海道・電力会社変電所の空隙充填工事

■現場情報
北海道/電力会社・変電所
施工面積:57㎡
最大空隙量:100mm
工期:1日間
■お客様からの相談、課題
北海道にある電力会社変電所の空隙充填の施工事例です。
建物の改修工事の際、コンクリート土間床下に空隙がみられたため、重量のある機械を設置する前の
不具合発生予防として、アップコンに空隙充填のご依頼をいただきました。
■施工手順

施工前測量
現況の床の高さを把握する為、オートレベルで測量を行います。

注入孔削孔
ウレタン注入位置をマーキング後、ドリルにて削孔します。削孔時は集塵機を使用し、
粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。

空隙量確認
削孔後に各孔のコンクリート版直下の空隙量をCCDカメラで計測します。

ウレタン樹脂注入作業
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。施工範囲の低い箇所から順次、
土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら
慎重に注入作業を行います。

充填確認
施工後にCCDカメラを使用し、ウレタン樹脂が充填されていることを確認します。

穴埋
無収縮モルタルによりコンクリート上面仕上げで、注入孔の穴埋めを行います。
施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業終了です。
■ ビフォーアフター

CCDカメラの充填確認によりウレタン樹脂が密に充填されていることを確認し、施工完了です。
アップコンが使用しているウレタン樹脂は、2種類の材料を注入ガンから吐出する直前で混合させるため、
液状のまま砕石部の間隙に回り込み、空隙・間隙を充填します。
発泡したウレタン樹脂は地盤を圧密強化するため、施工後の空隙・間隙の発生を抑制します。
短い時間でスピーディーに空隙充填工事が可能なアップコン工法。
突発的な工事にも対応します。
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