施工面積 | 1406㎡ |
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最大沈下量 | 112mm |
工期 | 6日間 |
エリア | 宮城県 |
宮城県内の小学校教室の施工事例をご紹介します。 こちらの教室では、地盤沈下により床にたわみが発生し、児童の安全面・健康面が懸念されていました。 ウレタン樹脂の発泡圧力で床を押し上げ、最大沈下-112mmから-22mmの計画値まで修正しました。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備をします。
現況の床の沈下具合を把握するため、レーザー墨出し機で測量を行います。
注入位置をマーキング後、
フローリングを削孔し、さらに土間コンクリートに注入孔を削孔します。
地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。
施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
CCDカメラを使用しウレタン樹脂が床下の空隙を隙間なく100%充填していることを確認します。
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。
施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。