施工面積 | 1,148㎡ |
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最大沈下量 | 71㎜ |
工期 | 8日間 |
エリア | 新潟県 |
新潟県内の物流倉庫の施工事例をご紹介します。 こちらの物流倉庫では、地盤沈下により土間床に段差・クラックが発生し、台車の走行や作業に支障をきたしていました。 アップコン工法は短工期で操業を止めることなく施工が可能です。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備。
現況の土間床の沈下具合を把握するため、レーザー墨出し機で測量を行います。
注入ガンの準備を行い、注入ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
注入位置をマーキング後、16㎜(1円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。
地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。穴埋め後に塗装し目立たなくしています。施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。
最大71㎜沈下していた箇所も含め、施工範囲内を管理値(-20㎜㎜)以内まで修正しました。 床をミリ単位で押し上げていき、段差が生じた箇所をフラットに修正しました。