【北海道】不具合発生前の予防：電力会社変電所の空隙（空洞）充填工事

お客様からの相談、課題

施工手順

1. 施工前測量

   現況の床の高さを把握する為、オートレベルで測量を行います。

2. 注入孔削孔

   ウレタン注入位置をマーキング後、ドリルにて削孔します。削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。

3. 空隙量確認

   削孔後に各孔のコンクリート版直下の空隙量をCCDカメラで計測します。

4. ウレタン樹脂注入作業

   レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部（影響が予想される範囲）の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。

5. 充填確認

   施工後にCCDカメラを使用し、ウレタン樹脂が充填されていることを確認します。

6. 穴埋

   無収縮モルタルによりコンクリート上面仕上げで、注入孔の穴埋めを行います。
   施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業終了です。