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施工実績

【茨城県】ベタ基礎住宅 地震による沈下修正工事

住宅

地震の影響で最大500mmの沈下が発生
アップコン工法と単管杭圧入工法を併用し修正

現場情報

最大沈下量 500mm
エリア 茨城県
工期 10日間

お客様からの相談、課題

新築して間もない住宅。
東日本大震災がにより最大500mmの沈下が生じました。

傾きが大きかったため、アップコン工法と単管杭圧入工法を併用して修正しました。

施工手順

  1. 施工前測量

    現況の高さを把握するため、レーザー墨出し器で測量を行います。

  2. 補強治具取付作業

    圧入位置をマーキングした後、補強治具を取付けます。

  3. 単管杭圧入状況

    圧入治具を補強治具にセットし、建物の自重を反力にして杭の圧入を行います。

  4. 沈下修正・レベル調整

    レベル調整治具及びボトルジャッキを設置します。
    土間床コンクリートへの負担を軽減する為、ジャッキを使用した単管杭による沈下修正と、ウレタン樹脂注入による沈下修正をほぼ同時に行います。

  5. ウレタン樹脂注入

    注入位置をマーキング後、φ16mmのドリルで1m間隔で削孔します。
    地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
    床上でレーザー墨出し器で高さを確認しながら、床下でウレタン樹脂注入作業を行います。注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。

  6. 穴埋

    注入孔は無収縮モルタルにより、穴埋めを行います。

ウレタンを使って短工期で沈下修正

アップコン工法とは硬質発泡ウレタンを用いて床の傾きや空隙を短工期で修正する新しい工法です。全国どこでも自社スタッフが施工対応いたします!

ビフォーアフター


施工前:最大500mmの沈下し大きく傾いている


施工後:沈下を修正し、住宅の傾きが解消





施工前:最大500mmの沈下し大きく傾いている


施工後:沈下を修正し、住宅の傾きが解消