最大沈下量 | 107mm |
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エリア | 神奈川県川崎市 |
工期 | 4日間 |
神奈川県川崎市内にある住宅。
建売で購入された施主様ですが、地盤沈下による家の傾きに居心地の良い住まいを奪われいったとのこと。
沈下修正の工法はいくつか、検討されていましたが、
引越しをせず、素早く修正できるアップコンに、工事の依頼をしていただきました。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備。
注入ガンの準備を行い、ウレタン樹脂注入用ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
現況の高さを把握するため、レーザー墨出し器で測量を行います。
注入位置をマーキング後、
φ16mmのドリルで1m間隔で削孔します。地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
床上でレーザー墨出し器で高さを確認しながら、床下でウレタン樹脂注入作業を行います。施工範囲の低い箇所から順次、基礎コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。
施工前後に、下げ振り使用による傾きレベルの測量を実施しました。施工前:約30mmの傾き
施工後:傾きが修正された 施工中、ご近所の方も興味をお持ちになり、 見学に来られ、後日、アップコンで修正工事をさせていただきました。 地震や液状化、地盤沈下の影響で生じた、 ベタ基礎住宅の傾きでお悩みの方はお気軽にお問合せください。