【東京都】ベタ基礎住宅 沈下修正工事

お客様からの相談、課題

八王子市にある陶芸教室を行っている住宅。
最大95㎜の沈下が見られていたため、
ベタ基礎下にウレタン樹脂を注入し、沈下修正を行いました。

施工手順

1. 室内養生・施工前測量

   作業車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備。
   施工を開始する前に、室内の養生を行います。
   現況の高さを把握するため、レーザー墨出し器で測量を行います。

2. 注入孔削孔

   注入位置をマーキング後、
   φ16mmのドリルで1m間隔で削孔します。地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1～1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。

3. 樹脂注入状況

   レーザー墨出し器で高さを確認しながら注入作業を行いました。
   施工範囲の低い箇所から順次、基礎コンクリートに無理がない様に注入し、注入箇所だけでなく周辺部も常に確認しながら慎重に注入作業を行いました。
   再注入が必要な場合は、ドリルにて再削孔し注入しています。

4. 穴埋め状況

   無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行いました。
   施工場所の清掃を行い、使用機械等を片付け、作業完了。