施工面積 | 40㎡ |
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最大沈下量 | 66㎜ |
エリア | 神奈川県某住宅 |
工期 | 3日間 |
作業車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備。玄関から床下点検口までを養生し、ウレタン樹脂注入用ホースを床下施工箇所まで設けます。
レーザー墨出し器により現状のレベルを測量します。
注入位置をマーキングし、Φ16mmのドリルで削孔します。
狭い床下の場合でも、ドリルの長さを段階的に取り替え、まっすぐに削孔します。
アップコンでは隙間なくウレタン樹脂を充填させるため、注入位置を1m間隔に設定し、削孔していきます。
床下:床上と連携しウレタン樹脂注入していきます
レーザー墨出し器でレベルを確認しながら注入作業を行います。
床下では、施工範囲の低い箇所から順次、基礎コンクリートに破損がない様に注入し、床上では、注入箇所だけでなく周辺部も常に確認しながら慎重に注入作業を行います。
床上:ミリ単位でレベルを常時確認します
ウレタン樹脂の発泡膨張圧力により基礎コンクリートを押し上げていきます。
ミリ単位でレベルを常時監視していきます。
実際にコンクリート床が押しあがってくるのが体感でき初めての方は驚かれます。
周部でも常時監視しながら施工を行います。
今回の住宅のような隣地との幅が狭い場合でも、コンクリート基礎の底板を露出し、
ウレタン樹脂の発泡膨張の進行を上部に誘導することにより、
横に流れ込むことがなく、隣接したブロック塀や配管の破損を防ぎます。
ウレタン樹脂が外に発泡膨張した場合、外壁を汚さない様に養生をしておきます。
大がかりな工事が不要で、隣地との間が狭い場合でも沈下修正可能です
無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。
床下施工場所・室内外の清掃を行い、後片付けをし作業完了です。