お客様からの相談、課題
静岡県内にある介護施設。軟弱地盤が原因で、地盤沈下が起こり、施設内の床に沈下が見られました。
アップコンで事前調査を実施した際、スラブ中央部で最大60mmの沈下があり、梁際には50mmの空隙が確認されました。ドリル削孔時も、抵抗がなくドリルピットで削孔できたことから、土が圧密されていない懸念もあると推測しました。
後日、アップコンにて、ウレタン樹脂の発泡圧力で、地盤を圧密強化し、スラブと地盤との間にある空隙を充填、更に床沈下修正も同時に行いました。
アップコン工法は、短時間で修正を行うことができる技術です。今回の現場のように、立入制限を行いながら、素早く床沈下修正や床下空隙充填工事も行います。
施設内の床沈下が修正されたことがよくわかる写真を添付します。