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施工実績

【宮城県】小学校 土間床下空隙(空洞)充填工事+土間床沈下修正工事

学校・体育館

小学校 土間床下空隙(空洞)充填工事+土間床沈下修正工事

現場情報

施工面積 約530㎡
最大沈下量 71mm
最大空隙量 250mm
エリア 宮城県名取市・愛島小学校
工期 4日間

お客様からの相談、課題

宮城県名取市にある愛島小学校。
東日本大震災の影響で教室、保健室、校長室、体育館など、校内の複数箇所で土間床の沈下が発生しました。
4日間で土間床下空隙充填工事と沈下修正工事を行いました。
アップコンでは、学校の行事に合わせた施工や、週末の休みを利用する工期を分けた施工など、お客様のご都合に合わせて、施工のご提案をしています。

施工手順

  1. 資機材準備・施工前測量

    資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備をします。
    現況の床の高さを把握するため、オートレベルで測量を行います。
    注入ガンの準備を行い、注入ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。

  2. ウレタン注入孔の削孔

    注入位置をマーキング後、16㎜(1円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。
    地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように
    樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
    削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。

  3. ウレタン注入

    オートレベル・レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。
    施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリート下に注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。

  4. 穴埋、清掃・片付け

    無収縮モルタルにより、注入孔の穴埋めを行います。
    施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。

ウレタンを使って短工期で沈下修正

アップコン工法とは硬質発泡ウレタンを用いて床の傾きや空隙を短工期で修正する新しい工法です。全国どこでも自社スタッフが施工対応いたします!

ビフォーアフター

4日間の工事で施工面積約530㎡、最大71mm沈下していた箇所を含むすべての施工範囲を契約値内に修正しました。
床下には空隙も見られたため、空隙充填工事も併せて行いました。