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施工実績

【福島県】倉庫 土間コンクリート床沈下修正工事 ※動画あり

倉庫

重たいラックや機械の撤去が不要
操業を止めずに床の沈下を修正

現場情報

施工面積 約1250㎡
最大沈下量 78㎜
工期 4日間

お客様からの相談、課題

「床が沈み倉庫内に積載していた段ボールが傾いた」 「床に段差がありフォークリフトの爪が引っかかる」 アップコンには、このような床の補修相談を、日々多く頂きます。 アップコン工法の特長は、『短時間で沈下修正ができる』 ことですが、床を壊さない施工のため「重たいラックや機械の撤去が不要である」ことも大きなメリットであり、 操業を停止出来ない、倉庫や物流センター、工場、店舗などの床修正の際に適した工法であるといえます。 今回の施工事例は、福島県の倉庫。 お客様によると、2011年に発生した東日本大震災の影響で徐々に沈下が進行し、数年経過してから、倉庫内部に床のたわみ、傾きが発生し始め、ラック設置部分にも傾斜が発生。 フォークリフトのフォークがきちんと入らず、「商品の積み下ろしに時間がかかる」など、 業務に支障が生じ、お困りでした。 今回の工事では短工期で重たいラックを移動させることなく施工が可能なアップコン工法を採用頂き、施工面積約1250㎡を4日間で修正させて頂きました。 (最大沈下量約 78㎜) 施工の様子を一部、ご紹介させて頂きます。

施工手順

  1. 施工前の状態確認

    沈下により中央に向かってたわんだ床の現状を確認しました。

  2. 施工前測量

    現況の床の高さを把握するため、オートレベルにより測量を行います。

  3. ウレタン樹脂注入孔の削孔

    注入位置をマーキング後、φ16mm(1円玉より小さい穴)のドリルで原則1m間隔で削孔します。地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは隙間なく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。

  4. ウレタン樹脂注入

    オートレベル・レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。
    施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリート下に注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。

  5. 穴埋

    削孔口は無収縮モルタルにてきれいに埋め戻します。

ウレタンを使って短工期で沈下修正

アップコン工法とは硬質発泡ウレタンを用いて床の傾きや空隙を短工期で修正する新しい工法です。全国どこでも自社スタッフが施工対応いたします!

動画