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施工実績

【大阪府】阪奈高速道路・料金所付近 コンクリート舗装版のバタつき 段差修正

道路

高速道路の料金所付近のコンクリート舗装版に生じたバタつきの解消と段差修正を1日で施工

現場情報

施工面積  31.2㎡
工期 1日
段差  68mm

お客様からの相談、課題

高速道路、料金所のコンクリート舗装版に段差とバタつきが生じ、補修を行う必要がありました。
舗装版の打替えも検討されていましたが、1日で対応が出来るアップコン工法を採用いただきました。
バタつきが生じていたコンクリート舗装版下には調査の結果、最大20㎜の空隙も確認されていました。
施工範囲のコンクリート舗装版下の路盤に、ウレタン樹脂を充填したことで段差を改善し、路盤のゆるみと
舗装版に生じていたバタつきを解消しています。

施工手順

  1. 準備・施工前測量

    作業車を所定の位置に駐車し、資機材の準備をします。(機材の暖気運転・取付など)現場の状況を確認するため、オートレベルで測量を実施。
    削孔の準備とウレタンの注入準備も同時に行います。

  2. 注入孔削孔

    注入位置をマーキング後、φ16㎜のドリルで1mピッチで削孔します。
    原則として1mピッチにて削孔していますが、障害物の有無及び作業条件により、位置を変更している箇所があります。削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引をしながら削孔します。

  3. 注 入 工

    オートレベル・レーザー墨出し器でコンクリート舗装版のレベル確認をしながら注入作業を行います。隣り合うコンクリート舗装版へ影響がないように注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常にレベル確認をしながら慎重に注入します。

  4. 穴埋・清掃・片付け

    無収縮モルタルで、注入孔の穴埋めを行います。施工完了後は現場を清掃し、廃材やホースを積み込んで作業を終了します。

最大20mm確認されていたコンクリート舗装版下の空隙にウレタン樹脂を充填