施工面積 | 31.2㎡ |
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工期 | 1日 |
段差 | 68mm |
高速道路、料金所のコンクリート舗装版に段差とバタつきが生じ、補修を行う必要がありました。 舗装版の打替えも検討されていましたが、1日で対応が出来るアップコン工法を採用いただきました。 バタつきが生じていたコンクリート舗装版下には調査の結果、最大20㎜の空隙も確認されていました。 施工範囲のコンクリート舗装版下の路盤に、ウレタン樹脂を充填したことで段差を改善し、路盤のゆるみと 舗装版に生じていたバタつきを解消しています。
作業車を所定の位置に駐車し、資機材の準備をします。(機材の暖気運転・取付など)現場の状況を確認するため、オートレベルで測量を実施。
削孔の準備とウレタンの注入準備も同時に行います。
注入位置をマーキング後、φ16㎜のドリルで1mピッチで削孔します。
原則として1mピッチにて削孔していますが、障害物の有無及び作業条件により、位置を変更している箇所があります。削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引をしながら削孔します。
オートレベル・レーザー墨出し器でコンクリート舗装版のレベル確認をしながら注入作業を行います。隣り合うコンクリート舗装版へ影響がないように注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常にレベル確認をしながら慎重に注入します。
無収縮モルタルで、注入孔の穴埋めを行います。施工完了後は現場を清掃し、廃材やホースを積み込んで作業を終了します。