施工面積 | 145.7㎡ |
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最大空隙量 | 160mm |
工期 | 1日 |
エリア | 宮城県仙台市 |
業務用の食品包装資材をメインに製造されている工場の施工事例をご紹介します。 こちらのお客様は床の沈下防止のため、土間床下の空洞の修繕を検討されており、空洞充填の工法をお探しでした。 当初、他工法でお見積りをされた際に費用感が合わないということで 今回、短工期で価格も抑えられるということで弊社にお問合せをいただきました。 空隙の様子(CCDカメラ撮影)弊社で事前調査と詳細な施工の提案を行い、価格が他社と比較して良心的であること・弊社の強みである100%自社社員での施工体制・ 担当営業の対応の細やかさが決め手となり、正式にご依頼をいただきました。
資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備をします。
現況の床の高さを把握するため、オートレベルで測量を行います。
注入ガンの準備を行い、注入ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
注入位置をマーキング後、16㎜(1円玉より小さい穴)のドリルで1m間隔で削孔します。
地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように
樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。
削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン注入作業を行います。
各注入孔ごとに空隙の測定を行い、注入秒数を算出。
床レベルが変動しないように注意しながら、慎重に注入していきます。
色粉(緑)を混ぜた無収縮モルタルで注入孔の穴埋めを行います。
施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。
注入後にCCDカメラで充填確認を行い、ウレタン樹脂が密に充填されていることを確認し注入完了です。 アップコン工法は1m間隔でウレタン樹脂を注入し、床下の空隙を残すことなく100%充填します。
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また、アップコン工法は大規模な荷物の移動が必要ないため、現況のまますぐに工場を再稼働することが可能です。 稼働までのロスを最小限に抑えることで、お客様の売上や出荷スケジュールなどへの影響を小さくすることができます。