工期 | 2日間 |
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最大空隙量 | 20mm |
元請業者 | 本田土木工業株式会社 |
道路のアスファルト舗装下に多数の空隙・空洞が発生していました。 この空隙・空洞の影響で路面の沈下が進行し、最悪の場合は道路陥没につながるおそれがある状況でした。 本田土木工業株式会社様より、応急対策工事としてご依頼をいただき、 「できるだけ早急に対応してほしい」とのご要望を受け、翌日には工事を開始しました。 ウレタン樹脂を注入し、空隙・空洞充填及び沈下抑制を行い、わずか2日間で完了しました。
作業車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備を行います。(機器の暖気運転、取付等)現況の高さを把握するため、オートレベルで測量を行います。注入ガンの準備を行い、ウレタン樹脂注入用ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。
注入位置をマーキング後、φ16mm~φ22mmのドリルで1m間隔、アスファルト舗装面から600mm下まで削孔します。削孔時は集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔します。
オートレベルで高さを常に確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。
ウレタン樹脂注入後、CCDカメラを使用し充填確認を行います。
無収縮モルタルで注入孔の穴埋めを行います。施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。
アスファルト舗装下の空隙・空洞にウレタン樹脂を注入しました。 アスファルト舗装下全体に隙間なく完全な充填を行うため、各注入孔で微動又は1㎜アップするようにレベル管理を実施しました。 注入後はCCDカメラによる充填確認を行い、ウレタン樹脂が密に充填されていることを確認し施工完了です。
近年増加している道路の陥没は、アスファルト舗装下に発生する空隙・空洞や路盤の緩みが主な原因とされています。
アップコンでは、特殊ウレタン樹脂を使用して、小規模から大規模まで幅広い空洞充填を短工期で実現します。 特殊ウレタン樹脂を充填し、空隙・空洞を確実に埋めることで、道路陥没を未然に防ぎます。 道路の大がかりな開削を必要とせず、交通規制の早期解放が可能なため、社会的影響を最小限に抑えた施工が可能です。