ホーム施工事例一覧【東京都】小学校 教室 土間床沈下修正工事・たわみ修正工事 ※施工の流れ動画あり
施工実績

【東京都】小学校 教室 土間床沈下修正工事・たわみ修正工事 ※施工の流れ動画あり

学校・体育館

地盤沈下の影響で教室の床にたわみが発生
1日の短工期で床の沈下を修正

現場情報

施工面積 63㎡
最大沈下量 80mm
工期 1日間
エリア 東京都

お客様からの相談、課題

東京都にある小学校の教室では、地盤沈下の影響で床の中央部に最大80mmの沈下が生じ、床にたわみが発生。
安全面・健康面が懸念され教室が使用できずにいる状態でした。
短期間で改修を行い、教室として使用していくために短工期で修正が可能なアップコン工法を採用いただきました。

アップコン工法は、既設のコンクリート床を壊さず、重機を使った大掛かりな解体作業が不要です。
そのため短工期で床の沈下修正が可能です。また、大量の産廃やコンクリートガラを発生させないクリーンな施工です。
教室の沈下を1日で修正した事例をご紹介します。

施工手順

  1. 施工前測量

    作業車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備。現況の高さを把握するため、オートレベルで測量を行います。注入ガンの準備を行い、ウレタン樹脂注入用ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設します。

  2. 注入位置をマーキング

    地盤内に注入されたウレタンの影響範囲は半径1~1.5mのため、アップコンでは漏れなく充填されるように樹脂の注入間隔を原則1mおきに設定しています。

  3. フローリング削孔

    φ29mmのホールソーにて床材を削孔します。

  4. 土間コンクリート床削孔

    φ20mmのドリルで土間コンクリート床を削孔します。

  5. ウレタン樹脂注入

    レーザー墨出し器で高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに注入し、注入箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に注入作業を行います。

  6. 穴埋、清掃・片付

    無収縮モルタルで、注入孔の穴埋めを行います。ホールソーで除去した床材を貼り付け、復旧を行います。
    施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了です。

ウレタンを使って短工期で沈下修正

アップコン工法とは硬質発泡ウレタンを用いて床の傾きや空隙を短工期で修正する新しい工法です。全国どこでも自社スタッフが施工対応いたします!

ビフォアフター 

外周部から中央に向かって、沈下していた教室の床。最大-80㎜の沈下していた箇所を、-10mmまで修正しました。 
教室の床のたわみを解消し、施工完了です。

施工の流れ動画

実際の施工の様子と押し上がる床の様子を、動画でご紹介しています。
ぜひご覧ください。