※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
→【メールマガジンの新規登録はこちら】
こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
【アップコン起業秘話】(2026/3/6発行)現地視察・
【アップコン起業秘話】まとめはこちら
OHさんが話を続けます。
「まあ、当たり前なんだけど、施主の方は床が下がるなんて考えたこともなかっただろうし、なんでそれを直すのに自分たちがまたお金を払わないといけないんだ?
って思うよね。」
「そうですよね。」
とまだまだ私は不安だらけでした。
「じゃあ、元請けが払えばいいじゃんってことにはならないんだな。
元請けの方は設計図通りに施工しているから、何にも悪いところなんかないんだよ。」
「そうですか。
それじゃあ、設計が悪いってことじゃないんですか?」
「うーん。
設計事務所が悪いって言ってもねぇ。
彼らも役所からちゃんと許可を取って、
これで建てていいですよって、
お墨付きをもらっているからねぇ。」
「じゃあ、役所が悪いってことですか?」
「そうじゃないんだ、松藤君。
誰かが悪いから、沈下しちゃったんだ、
なんてことではなくてね。
まあ、言っちゃえば地盤が悪いからこうなっちゃったんだよね。」
と、KMさんが
「そう。誰も悪くはないってところが、
また問題なんですけどね。」
「どういうことですか?」
私はKMさんに質問しました。
「松藤君も図面見ているからわかると思うんだけど、
あの建物、あまり地中梁が入っていないでしょう?」
「そうですね。
私もこんなに大きい建物の割には、
建物の外周と、
あと、エリアを分けるところに何本か地中梁があるだけで、
だから下がったんだなと思いました。」
するとOHさんが
「そうなんだよ。」
と再び説明し始めました。
「最初はね、設計事務所が提出した図面にはしっかりと
地中梁も密に入っていたんだよ。」
「そうなんですか。」
「で、元請けもそれをもとに見積りして、
施主に金額を提示するよね。」
「そうですね。」
「そうしたら、施主から『高い。』の一言。
で、その後、いろいろ検討していくうちに、地中梁の予算も削られてしまったんだ。」
「まあ、地中梁は目に見えないですからね。」
KMさんが付け加えます。引き続きOHさんが
「と言っても建築的には違法ではないから、
役所もOKを出すし、建てられるってことで元請けも建設して
今日になっちゃったんだよね。」
「地盤改良してましたよね。」
と私が質問します。
「してる、してる。表層の地盤改良なんだけど、
まあ、そこはちょっと突っ込まれるかもしれないな。」
「何でですか?」
おいしい地元のうどんを食べているのに
全然、味わうということができていません。
