※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
あれから1年。
埼玉県八潮市で道路陥没事故が発生して
明日で1年経とうとしています。
この事故は、
2012年12月2日に発生した
中央自動車道上り線の笹子トンネル天井板落下事故と同様に、
老朽化していく日本のインフラへの不安をさらけ出すことになりました。
トンネルに関しては、
笹子トンネル事故発生後、国土交通省は以下の対応を実施しました。
• 緊急点検の指示: 事故翌日の2012年12月3日には、笹子トンネルと同様の天井
板を持つ全国のトンネルに対し、緊急点検の実施を指示しました。
• 調査・検討委員会の設置: 事故原因の究明と再発防止策を検討するため、
「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会」を設置しました。
• 道路法改正: 事故の教訓を活かし、インフラ老朽化対策を強化するための道路法改正案が提出されました。
またNEXCO中日本は、
再発防止と安全性向上のため、
「安全性向上3カ年計画」や「安全性向上への『5つの取組み方針』」に基づき、
グループ全体で安全文化の醸成、
潜在的リスクへの対応、ハード面の施策強化に取り組んでいます。具体的には、天井板の撤去や換気ファンの設置、点検方法の見直しなどが行われました。
少なくともトンネルにおける天井板落下というような
大きな事故は笹子トンネル事故以来発生していないように思われます。
(参照:安全への取組み|NEXCO中日本サイト)
一方、道路陥没に関しては
先日の社長メルマガ(【ニッポン上げろ!】#9910)
でも取り上げた新潟市の市道での道路陥没事故だけでなく、
最近の主な道路陥没では
*2016年11月 福岡市博多区のJR博多駅前で発生した
地下鉄延伸による掘削工事が原因の道路陥没
*2020年10月 東京都調布市内の市道で発生した
東京外環道のための大深度トンネル掘削が原因の道路陥没
*2024年9月 千葉県市原市の国道で発生した
路面下を横断する地下水路の損傷による土砂の吸出しが原因の道路陥没
*2024年9月 広島市西区の市道で発生した
下水道工事中の異常出水が原因の道路陥没
*2025年1月 埼玉県八潮市の県道交差点で発生した
下水道の老朽化による土砂の吸出しが原因の道路陥没
*2025年6月 福岡市中央区の通称・国体道路と呼ばれる国道で発生した
雨水管の新設工事が原因の道路陥没
と例を挙げれば枚挙にいとまがありません。
そして、道路陥没の原因は、
今注目されている下水道の老朽化による道路陥没よりも、
道路排水施設が原因の道路陥没のほうがもっと多いというのも事実です。
(参照:道路の陥没発生件数とその要因|国土交通省)
あれから1年。
私たちの身の回りで道路陥没対策が進んでいるという実感はありません。
もちろん、
インフラの老朽化対策は莫大なコストと時間、
そして専門のマンパワーが必要とされます。
しかし、生活の安全は優先順位の高い項目であるのは事実だと思います。
衆議院が解散され、
総選挙の費用は600億円とも800億円ともかかると指摘されています。
何か税金の使い方が間違っているのではないでしょうか。
※P.S.
道路の陥没対策工事はアップコン!
道路の陥没防止対策工事(アップコンサイト)

Asphalt surface was demolished due to poor construction.