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2026.01.27ニッポン上げろ!

第565号(2026/1/13発行)#9910

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たまた道路陥没のニュースがありました。
先週末9日(金)の午前、
新潟市内で突然道路が陥没しました。
穴の大きさは直径約5メートル、深さ約3.5メートルです。
老朽化した下水道管のひび割れが原因だということです。


ひび割れの隙間から土砂が少しずつ管内に流入し、
下水道管上部には空洞が形成されていきます。
空洞は徐々に大きくなり、
そしてある日突然、
アスファルト道路は車両の重量に耐えられなくなって
道路陥没となります。
これって、昨年の1月にも聞いた話と一緒ですね。
そう、埼玉県八潮市で起こった道路陥没事故です。
道路陥没は繰り返されています。


八潮市の事故後、
国土交通省は昨年の9月17日に
下水道管路の全国特別重点調査について
優先実施箇所の調査結果を公表しました。


「下水道管路の全国特別重点調査について、
腐食しやすい箇所などの優先実施箇所に該当する管路延長は約813kmあり、
これらの箇所で潜行目視やテレビカメラによる目視調査を約730km、
打音調査等を約137kmで実施した結果、
緊急度1と判定された要対策延長は約72kmでした。
また、空洞調査(路面や管路内からの空洞調査、簡易な貫入試験など)を約285kmで実施した結果、
空洞は6箇所で確認されました
(うち4箇所で対策済み、残り2箇所は陥没の可能性は低いが早急に対策実施予定)。」

(参照:報道発表資料「下水道管路の全国特別重点調査について優先実施箇所の調査結果を公表します」 |国土交通省)

とはいえ、道路陥没は繰り返されています。
全国の下水道管路をすべて点検することは容易なことではありません。
お金も時間も膨大にかかるうえ、
専門家の不足、さらに下水道管路は主に道路下にあるため、
交通規制もネックとなります。


道路陥没発生件数の内訳を見ると、
2022年は全国で1万件以上もの道路陥没が発生しています。

そのうち、道路排水施設や道路側溝などの道路施設が要因の陥没が約5割を占め、
上下水道などの道路占用物件が要因の陥没が約2割です。
今回の新潟市の事故も昨年の八潮市の事故も、
陥没原因2割のほうです。

(参照:道路の陥没発生件数とその要因|国土交通省)


原因を追究して、それを調査・点検し、補修していくのが
道路陥没を防ぐ王道かもしれませんが、
それではとても間に合いません。
すでに路面下空洞サービスと言われる
地中レーダーを搭載した路面下空洞探査車を使って、
道路の下に潜む空洞を非破壊で探査するサービスを提供している
調査会社が何社もあります。
まずは調査会社を通して空洞を発見し、
その空洞が陥没しないように充填し、
その後、空洞の原因を解析して補修・対応していくほうが
現実的ではないでしょうか。
少なくとも王道を通してばかりだと、
いつまでたっても道路陥没は起こり続けると思います。
あともう一つ、
今回の新潟市内の道路陥没の事故現場の映像を見ると、
現場周辺には道路に亀裂が入っていることがわかります。


私たちができることは
陥没した後に110番(警察)へ連絡するのではなく、
道路に何か異変(ひび割れ・亀裂)を発見したら、
まずは
「道路緊急ダイヤル#9910
へ通報することです。
道路の異常を見つけたら
「道路緊急ダイヤル#9910」へ!

※P.S.
道路の陥没対策工事はアップコン!

道路の陥没防止対策工事(アップコンサイト)

Asphalt surface was demolished due to poor construction.

 

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