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2026.01.20ニッポン上げろ!

第559号(2025/12/26発行)一人あたりGDP

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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。


内閣府は23日、
2024年の一人あたりのGDP(名目国内総生産)を発表しました。
ドル換算で33,785ドルでした。
これはOECD(経済協力開発機構)加盟38か国中
24位という順位になります。
(ちなみに世界193か国でみると日本は38位です。)

そして1位のルクセンブルクの約四分の一の少なさとなります。
もちろんドル換算による比較なので、
円安も順位低下に影響はあったと思われます。

日本の一人あたりGDPは2000年の2位をピークに年々低下しています。
これは何を意味しているのでしょうか。
一人あたりGDPは「GDP÷人口」で計算されます。

2025年、日本のGDPは世界5位と予測されています。
昨年までは4位でしたが、今年インドに抜かれました。
GDP自体はアメリカや中国やインドなどのように
人口が多く、経済が発展している国が高くなります。
その人口も生産年齢人口と呼ばれる
国内の生産活動の中心となる15歳から64歳までの年齢層の人口を指します。

人口だけで言うと約1億2310万人の日本は
世界でもまだ12位と高順位にありますが、
少子高齢化が進んでいます。
2025年の日本の高齢化率は、
総務省統計局の推計によると29.4%です。
これは65歳以上の人口が総人口に占める割合で、
過去最高を更新、さらに世界1位です。
ちなみに2位はイタリアですが高齢化率は25.1%と差があります。

もう一つ、GDP世界3位のドイツは
人口は8410万人で世界19位、
高齢化率は22.79%で世界9位です。
一人あたりGDPは世界18位です。
上位には小国で金融業が主である国々や産油国が占めていますが、
かつて同盟国ともいわれた自動車産業を中心とする
製造業も盛んなドイツと比べても
日本の一人あたりGDPは遠く置いていかれている状況です。
ドイツの一人あたりGDPは日本の約1.73倍です。
私たち日本人も年収が今より1.73倍になったらうれしいですよね。
一人あたりGDPは、ほぼほぼ一人あたりの労働生産性と近似しています。
ということは労働生産性を上げることが必要です。

労働生産性とは、従業員1人あたり、
または労働時間1時間あたりに
どれだけの成果を生み出したかを示す指標です。
労働生産性が低いことも円安の一つの要素でもあります。
日本でビッグマックセットが750円で食べられるのに、
ハワイへ行ったら1500円から2000円もします。
年末年始、海外へ旅行すると円安を実感すると思います。
すべて労働生産性に結びついてきます。
日本の総人口は減少していくことは明らかです。
では私たちは少ない人口を補うために
もっとAIやロボットを有効に活用し、
貴重な労働力はより付加価値をつけて生産性を上げていく必要があります。
私たちの時間をもう一度見直し、
効率の良い働き方を目指す必要があります。

参照元:内閣府「国民経済計算(GDP統計)」
    総務省:「統計からみた我が国の高齢者」

P.S.
今年最後の出張は大阪と福岡でした。
2026年も全国出張して、みなさんにお会いしたいと思います。

【年末年始休業期間】
2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)


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