※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
気象庁は本日12月9日午前2時00分に、
北海道・三陸沖後発地震注意情報
を発表しました。
昨夜(8日)23時15分ごろに
青森県東方沖を震源とするM7.6の地震が発生しました。
この地震の震源位置や規模を精査した結果、
この地震は日本海溝・千島海溝沿いの
想定震源域に影響を与える場所で発生した地震で、
国の基本計画である
「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進基本計画」
に定められている、
後発地震への注意を促す情報を発表する基準を満たす地震
であるということです。
すなわち
後発地震注意情報とは
M7級以上の規模の地震が起きた時に、
続けて起こる地震(後発地震)への
注意を促すための情報ということです。
この地域では最大でマグニチュード9級の巨大地震が想定されてい
過去には300~400年間隔で巨大地震が起こっていて、
最後は17世紀だと言われています。
ということは、
もういつ何時巨大地震が起こっても不思議ではないということです
2011年の東日本大震災の時も
日本海溝でM7.3の地震の2日後に、
M9.0の巨大地震が起きました。
今年2025年7月30日に
ロシア・カムチャッカ半島でM8.7の巨大地震を観測し、
このメルマガでも地震性津波について説明いたしました。
第518号(2025/8/1発行)津波
その地震の10日前には
M7.0とM7.5の地震が立て続けに起こっていました。
ということは
今回の青森県東方沖を震源とする地震に対しても
十分注意しておいたほうが良いと思います。
統計ではM7級の地震が起きた後に、
M8級以上の巨大地震が起こるのは100回に1回程度とされてい
その1回に出会いたくはありませんよね。
地震は予知できません。
災害は忘れる暇もなくやってきます。
関東以西にお住いの人は
対岸の火事と思わずに、
いつ地震が来ても大丈夫なように
もう一度備えを確認しておきましょう。
避難経路を確認しましょう。
取り越し苦労になってもいいから、
都度、都度、準備を進めていきましょう。
災害は忘れる暇もなくやってきます。
