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2025.11.04ニッポン上げろ!

第544号(2025/11/1発行)Kビル・その2

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

【アップコン起業秘話】(2025/10/28発行)Kビル・その1 の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

「Wさん、
床って普通は真っすぐで平らですよね。」

「そうですね。」

「それがですね、
時々真っすぐじゃなくて凹んでしまっている床があるんですよ。」

「そうなんですか?」

「私たちは床は水平で壁は垂直っていうのを
当たり前のように思っています。
そのような感覚で日常過ごしていると
凹んだ床にはなかなか気付きにくいものです。」

「まあ、私も今までに凹んだ床なんか見たことないですから。」

「そうですよね。
ところがですね、
例えば工場にある機械などは、
機械の脚のところにレベルを水平にするための
調整可能なねじ付きのアジャスターが付いています。」

「そういえばそうですね。
家具にもアジャスターが付いていたりしますね。」

「そうですね。
このアジャスターを使って床の微妙なレベル差を調整して機械を水平にしています。」
「アジャスターで調整できるのだからいいんじゃないんですか。」

「数センチ程度のレベル差だったらアジャスターでの調整でもいいかもしれません。
でもそれが10センチや20センチの差になったらアジャスターでは対応できなくなってしまいます。」

「そうですけど、10センチも床が下がることなんてあるんですか?
私は見たことないですけど。」

30代前半と見える長身で好青年なWさんはなかなか引き下がりません。

「Wさん、
面積の広い工場や倉庫・店舗などは
10センチ位沈下しているところがあるんですよ。」

「そうですか?」

「普段、なかなか気付かないんですけれど
スーパーの棚の下を見てみるとアジャスターで調整しているところがあります。」

「ああ、ありますね。」

「棚は正面から見ると同じサイズのものが横一列につながって並んでいます。
例えば幅2メートルの棚が、
向かって右側だけ2センチアジャスターでレベル調整していたらどうなります?」

「???」

「まずその棚だけで右に向かって床が2メートルで2センチ下がっているということになります。」

「そうですね。」

「床が10/1,000傾斜しているということです。」

「なるほど。」

「スーパーでは棚に陳列されている商品を見ているんで
なかなか気づかないとは思いますけど。」

「そうですね、
私もスーパー行って棚そのものを見るなんてことはありませんから。」

「はい。
では次にその棚の右側の棚も
同じように右側だけ2センチアジャスターでレベル調整していると、
同じ10/1,000の傾斜の床に棚が並んでいることになりますよね。」

「そうですね。同じ床に載っている隣同士の棚ですからね。」

「そのような感じで、棚が5つ横に一直線に並んでいたらどうなるでしょうか。」

「???」

「1つの棚で2センチレベル調整していたら、
5つの棚が並ぶと左端から5番目の棚の右端までで
10センチの差ができていることになっています。」

「なるほど。」

「でもWさん。
10センチも床が下がっているのに、
ほとんどの人はそれに気が付かないんです。」

「何ででしょうかね?」

「棚を至近距離から見ているっていうこともあります。」

「うん。確かに。」

「さて、この棚の前をショッピングカートを押しながら右から左方向へ歩いてみたとします。」

「???」

「実はこのままでは何もわかりません。」

「???」

「左端まで行って、買い忘れた物があったので右側へ戻ることになりました。」

「それで?」

「5つ並んだ真ん中あたりでカートを止めて商品を探します。
すると。」

「すると?」




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