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2025.06.20ニッポン上げろ!

第503号(2025/6/10発行)ベトナム

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。


今にも崩れ落ちそうですね。

傾いた床の上に段ボールの箱を重ねると  
この写真のようになります。


危なくて近くに寄るのが怖いくらいです。
箱が落ちるだけでなく、
一番下の段ボール箱は上の箱の重さで角が潰れてしまっています。
これでは商品になりません。  
返品されてしまいます。

私たちアップコンはこのように床が傾いていることによって  
業務に支障が出ている企業の問題を解決しています。  
実はこの写真の現場は日本ではありません。

ベトナムです。

首都ハノイ近郊の工業地帯でのワンシーンです。
地盤沈下は日本だけで起こっているわけではありません。
世界中であります。

あの岩盤の上に建っていると言われているシドニー市でさえ、 
至る所で地盤沈下は起こっています。

なぜ?  
岩盤は下がらないのでは?

もちろん、岩盤自体は沈下しません。

しかし、建物を建てるために岩盤の上は整地されています。 
つまり建物の基礎と岩盤(支持層)の間には土(地盤)があります。
この土(地盤)が軟弱であると、圧密沈下が起こります。

転圧不足、改良不足はもちろん、軟弱地盤層が深い場合には  
支持杭で建物が支えられていない限り、
沈下が発生する可能性はゼロではありません。

そう、地盤沈下は世界中で起こっているのです。

ベトナムでは大規模なデルタ地帯があり、
北はソンコイ川によるデルタ地帯に 
首都ハノイや港湾都市ハイフォンが位置します。

そして南のデルタ地帯はメコン川によるもので、
最大都市ホーチミンが位置しています。

すべての建物が支持杭でサポートされているわけではなく、 
また1階の床が構造スラブになっているわけでもありません。

現実は経済設計と言われる手法で、
杭の数も必要最低限まで減らされ(あるいはそれ以下)、
大部分の床が地盤の上に載っている状況です。

そうです。
土間床です。

土間床が悪いと言っているわけではありません。  
しかし、経済設計により、土間床下の地盤は、
上層荷重を支えることが出来なくなっています。
すると、地盤沈下が起こります(促進されます)。

沈下修正工法「アップコン工法」
現在、日本国内で広く普及しています。
(もちろん、もっともっと認知度を上げていきます)
この日本で生まれた技術「アップコン工法」
今後はよりグローバルに展開していこうと思います。

第1段階として、アップコンはベトナムで工場の沈下修正をしました。
 (数万平方メートルの実績があります)

第2段階はベトナムの施工会社と技術提携をしました。  
ベトナムでは調査から施工まで現地で対応できるようになっています。  
もちろん、アップコンもサポート体制を取っています。

沈下を放っておくと 
段ボール箱が落っこちてきたくらいじゃ済まなくなりますよ。
不良品が多く発生し、工場の生産性は落ち、
従業員は健康障害で悩み、
最後は会社の信用まで沈下してしまいます。

ベトナムで沈下にお困りの企業の方は
一度アップコンへご相談ください。

▼施工事例|【ベトナム】日系企業・工場の土間床沈下修正工事
https://www.upcon.co.jp/case/13954/

▼WEBサイト|海外施工ベトナム
https://www.upcon.co.jp/vietnam/

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