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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。
【アップコン起業秘話】第491号(2025/4/29発行)
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「まず最初はねぇ、
商品を搬送しているローラーコンベアから商品が落下しちゃったん
それがねぇ、この倉庫のローラーコンベアは立体的になっていて、
上の階から商品が入っている段ボール箱が
下で作業している人のところに落っこちちゃったんだ。」
「えぇ!怪我とかしなかったんですか?」
「幸い人には当たらなかったから怪我はなかったんだけど、
周りの人たちはすごいびっくりして、
また上から商品が落ちてくるんじゃないかと
心配で作業しづらいって言っているらしいんだ。」
「そりゃ怖いですよね。」
「それだけじゃなくてね。」
「まだほかにあるんですか?」
「
安全装置が稼働して倉庫内のコンベアが”バンッ!”って
一瞬で全部が止まっちゃったんだよ。」
「うわーぁ。」
「さらにね。
異常事態を知らせる緊急アラームが倉庫中に鳴り響いて、
それもすごい大きい音だったらしいんだけど、
それで倉庫内だけじゃなくて上の階の事務所の人たちとか、
全員が知ることになっちゃって大変だったらしいんだ。」
「うわぁ、大変だ。」
「センター長も事務所から飛び出してきて、
一時は倉庫の作業が全部ストップしたらしいんだ。」
「うーん、大変なことになっちゃいましたねぇ。」
「そりゃそうだよ。
倉庫は時間との勝負だから、
商品の仕分けがストップしちゃうと
次から次へと来る配送用トラックまでストックされちゃって、
そしてドライバーも時間との勝負だから彼らも文句を言い始める。
「で、どうやって解決したんですか?」
「そりゃ、まずは落下の原因を調べないといけないよね。」
「そうですね。」
「商品が落下したところというのがちょうどローラーの
乗り継ぎ部ってことがわかったんだ。」
「なんですか?乗り継ぎ部っていうのは。」
「
それ以外にもローラーをテーパー状にしてカーブさせたりもできる
さらに、それらを組み合わせて乗り継ぎ部っていう
分岐や合流ができるようなレイアウトも可能なんだけど、
今回の事故が起こった乗り継ぎ部っていうのは
ローラーが直角につながっているところで、
例えば、まっすぐに進んでいる商品が、
次のローラーに乗ると今度は左へ移動するようになっているところ
乗り継ぎ部っていうところだったんだ。」
「機械的な異常とか故障とかだったんですか?」
「最初はみんなそう思って、
緊急に設備屋さんにも来てもらって調べてもらったんだけど
機械自体は異常がないってことがわかったんだよ。」
「それじゃあ、何だったんでしょうか。」