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2024.11.22ニッポン上げろ!

第443号(2024/11/15発行)道路

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。


みなさんは「道路」というとどんな道路を想像しますか?

ちなみにウィキペディアでは
「道路とは人や車両などが通行するための道、
人や車両の交通のために設けられた地上の通路である。」
と書かれています。

道路統計年報2023によると、日本の道路は
78.2%が「アスファルト舗装道路」で、
アップコンが補修する道路である「コンクリート舗装道路」の割合は
わずか4.5%となっています。
(残り17.3%は未舗装の道路です。)

なので、みなさんが道路を想像するときに
ほとんどの人がアスファルト舗装の道路が思い浮かぶのではないでしょうか。
それでは、今やマイナーな存在になってしまった
コンクリート舗装道路はどこにあるのでしょうか?
もしかしたら、見たことなどないという人もいるかもしれません。
当たり前ですよね。
普段、道路がアスファルトでできていようが、コンクリートでできていようが、
そんなの気にしたことなんかないですものね。

アップコンに入社してくる新卒の社員も
アスファルト舗装とコンクリート舗装の道路の違いが
最初はわかっていません。
もちろん入社してしばらくたつと、
今度は逆に「ここはコンクリート舗装だ」などと気になってきます。
車を運転する人にとって
コンクリート舗装道路を一番見つけやすいのは
高速道路の料金所です。
料金所のところにバーがありますよね。
あのバーの下の道路は必ずコンクリート舗装版になっています。
そして、コンクリートが直にみられます。
ちょっと、わかりにくいところが
トンネルの中の道路です。
ここはコンクリート舗装道路なのですが、
最近はほとんどがコンクリート舗装の上にアスファルトを敷いて
ハイブリッドにしているため、
アスファルト舗装道路と間違えやすいです。
(見た目ではわかりません。)

それでも時々トンネルの出入り口付近のアスファルトの色が変わっている
(色が周辺のアスファルトより少し黒っぽくなっている)と、
私たちは

「あっ、このアスファルトの下のコンクリート舗装版が沈下している。」

と沈下を見つけてしまうのです。

トンネルの出入り口だけでなく、
橋梁の出入り口も同じような状況が見られます。
車を運転している時、
道が橋に向かって上り坂になっていき、
橋を過ぎると下り坂になりますよね。
この勾配が極端にきついときには
橋の両サイドの道路が沈下していることが多いです。
道路に「段差」「空隙」「バタつき」などが発生すると
交通事故の原因になります。
安全な道路を維持するためにも日々の点検と補修が大事です。
アップコンの施工は工場・倉庫・店舗・住宅など、ほとんどが室内での作業ですが
道路の施工は、暑さ、寒さ、雨、風、雪、そして夜間などの気象条件に左右されながら、
そして交通規制をかけているとはいえ、
すぐ隣の車線では時速100キロで車が通過して行くという
過酷な作業環境です。


広島県・山陽自動車道広島高速道路のトンネル内で
アップコンが施工しました。

ぜひ施工事例ページ・動画をご視聴ください。

施工事例ページはこちら >>

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