ホームニュース一覧第377号(2024/3/29発行)餅は餅屋
2024.04.04ニッポン上げろ!

第377号(2024/3/29発行)餅は餅屋

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
【メールマガジンの新規登録はこちら】

 

 

こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

【アップコン起業秘話】第376号(2024/3/26発行)発電機の続きです。
【アップコン起業秘話】まとめはこちら

4月も後半、GWに入りました。
世の中は「休みだ~、ホリデーだ~!」
と盛り上がっていても、私にとっては毎日が休みでもあり、
24時間仕事中でもあります。


「松藤君が自分の会社を作ったらいいんじゃないの。」

とR氏の言葉が頭から離れません。



「起業」
「起業」とは「新しく事業を起こす」という意味です。

起業は簡単です。
この年、2003年からは「確認会社」という新しい精度が制定され、
最低資本金が1円でも株式会社を設立できるように法律が改正されました。
いわゆる「1円会社」です。
設立後5年以内に株式会社は資本金を1,000万円、
有限会社は300万円以上に増資をする条件はありますが、
起業時における金銭のハードルは下がりました。
書店へ行けば起業についてのハウツー本が何種類もあります。
私はそれらのうち2冊を選んでGW中に熟読していました。
「1円会社」についてはまだ新しい制度なので本には載っていません。
なので、ネットや新聞記事を通して情報を集めていました。
本を読んでいると、
一人でも起業するための手続きはできそうだなとも思えてきました
自分で会社設立の手続きを行えば、
行政書士への手数料を節約することができます。
よって、かかる費用は法定費用だけとなります。

  
法定費用とは

・登録免許税
・登記時に必要な謄本手数料
・公証人に払う、定款認証手数料  
・定款に貼る印紙代

で、およそ20万円前後くらいでしょうか。
手続には

・公証人役場
・法務局
・税務署
・年金事務所
・労働基準監督署

などへ行く必要があります。
しかし、私は行政書士に頼んで会社設立の手続きを行うことに決めました。
それは、自己資金と時間を勘案してのことです。
私の自己資金は少ないです。
そして、時間は働いていないのでいくらでもあるように思えます。
しかし、自己資金を節約しながら時間を無駄に消費している方が
トータルで資金が早くショートしてしまうのではないかと思ったのです。
今、私にはやることが明確に見え始めてきていました。

「ノンフロンのウレタンがあれば沈下修正事業が起こせるかも。」

と思った宮益坂上の交差点から

「早く沈下修正事業を立ち上げよう。」

と気持ちが変化してきていました。


起業するにあたっては、やることが山ほどあります。
今の私にはノンフロンのウレタンを見つけることが最重要です。
沈下修正のための設備も調べてそろえる必要があります。
それどころか、人材を集めなくては一人では施工はできません。

「いや、待てよ。会社名もまだ決まっていないじゃないか!」

本当にやることが山のようにあります。


起業=会社設立
と思えば、起業は簡単です。
しかし、起業後、企業として生存し続けることは容易ではありません。

「10年後、20年後、30年後ってどうしているのか、
どうなっていたいのか考えてみたら?」

I氏の言葉です。
そのためには、
10年後、20年後、30年後の世の中がどうなっているのかも
予測してみることがものすごく重要です。
今は良くても将来はジリ貧になってしまうビジネスや、
すごく良いアイデアであっても
時代の先を行き過ぎてビジネスにならないものとか、
世の中よくあることだと思います。
私は起業後のことを考えるための時間が重要だと考え、
会社設立の作業を行政書士にお願いすることにしました。

  
「餅は餅屋に聞け」ですね。

 class=

カテゴリー