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2024.03.26ニッポン上げろ!

第374号(2024/3/19発行)現場視察・2選

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。
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こんにちは!
コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

 

現場視察・1


3月12日(火)
浜松市から車で1時間ほどのところにある
用水路トンネルの現場視察へ行ってきました。
この用水路トンネルは農業用水、工業用水、水道用水に利用されています。
そのため、工事は週1回、
毎週火曜日の早朝から昼過ぎまでと限定されています。
効率が悪いように見えますが、
週1回だけでもトンネル内の水をストップさせることは大変なことなのです。

農業用水だけなら農閑期の時期であれば
完全に水を止めることも可能なのですが、
工業用水と水道用水は水が供給されなかったら
工場は止まり、生活用水も止まってしまいます。
なので、週1回のトンネル内施工の時は、完全に水を止めるのではなく、
アップコンのスタッフが施工できる環境を確保した、
水量をギリギリ減少させた中で施工することになります。

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水の流れに逆らって、
約500メートル上流へ行ったところが今回の施工現場です。
アップコンを含めた産官学による共同研究の下、開発されたFRT工法で施工します。
トンネルの覆工コンクリートをドリルで削孔し、
地山との間に発生した空洞に特殊なウレタン樹脂を注入します。

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一昨年から始まったこの現場ももうすぐ完工が近づいてきました。

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現場視察・2


3月16日(土)
令和6年能登半島地震で液状化によって沈下した
新潟市内の住宅の沈下修正工事の現場を視察してきました。
築約1年のべた基礎住宅は、最大106ミリ沈下しています。
アップコンは3月16日~18日の3日間でこちらの住宅の沈下を修正しました。

住宅の沈下修正における工法はいくつかあります。
主な工法は

*アンダーピニング工法(鋼管圧入工法)
*耐圧版工法
*プッシュアップ工法(土台揚げ工法)
*注入工法

などです。(詳しくは拙著:「家の傾きが健康障害を引き起こす」)

アップコン工法も注入工法のひとつですが、
他工法と大きく違うのは施工スピードです。
今回はわずか3日でミリ単位の精度で沈下を修正しました。
これが他工法だったら、
数週間~2か月くらいの工期となってしまいます。
アップコン工法は施工スピードが速い!
能登半島地震による液状化で沈下した住宅の数は膨大です。
多くのお施主様はみんな

「早く直してほしい。」

と順番を待っています。
アップコンは他工法ならひと現場数週間かかる間に、
何倍もの住宅件数を沈下修正することができます。
被災地でもようやく液状化による地下水位が下がり始め、
住宅の沈下修正工事が始まりました。
この日は多くの方々に広くアップコン工法を知ってもらえるようにと
新聞社2社、テレビ局1社から取材を受けることになりました。
後日、新聞記事として、さらにテレビの報道特集として、
アップコンの被災地での活動が紹介されることと思います。
より多くの方々にアップコン工法を知り、ご利用していただけたらと思っています。

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