【施工事例】地盤沈下による工場の床 傾き修正
2018年11月5日 19:28
操業を止めずに短期間で工場、倉庫、店舗等の床の傾き、たわみ、段差を修正できるアップコン工法。
今回は、岩手県の某工場の施工をご紹介させていただきます。
当工場では、地盤沈下の影響により床が下がり、材料や荷物がまっすぐ積みあがらず、
フォークリフトのツメが入らない等、業務に支障が生じていました。
施工面積約2000㎡と広い敷地でしたが、16日間で修正を完了しました。
(最大沈下量約130mm 最大空隙量約80mm)
測量の様子
削孔
注入位置をマーキングし16㎜のドリルにて削孔しました。
削孔時は集塵機を使用し、ホール内に粉塵が飛散しないように、吸引しながら
削孔しました。
注入作業
注入作業はオートレベル・レーザー墨出し器で高さを確認しながらを行いました。
施工範囲の低い箇所から順次、土間コンクリートに無理がない様に注入し、注入
箇所だけでなく周辺部(影響が予想される範囲)の高さも常に確認しながら慎重に
注入作業を行いました。ウレタンの飛散防止のため、周囲に養生も行っています。
穴埋め作業
削孔口は無収縮モルタルできれいに埋め戻しました。
限られた期間に、スピーディーに沈下修正が可能なアップコン工法。
工場、倉庫、店舗の床の傾き、たわみ、段差等の修正はお任せ下さい。