
施工事例
空港
樹脂注入は、常にレベル確認をしながら行います。
オートレベルやレーザーレベルを使い、ミリ単位で管理します。
道路
早期規制解放が可能であり、且つ供用を続けながら工事が可能です。
施工手順
【1.施工プラント車配置・施工準備】
- ・交通規制後(空港の場合は、管制塔からの進入許可確認後)、施工プラント車を所定の位置に配置し、
歯止めをしっかりとして、使用機材の準備をします。 - ・在来地盤高及び段差量を測量します。(オートレベル使用)
- ・周辺影響物の確認及び養生を行います。
- ・削孔位置をマーキングします。(@1.0m)
【2.ウレタン注入孔削孔】
- ・事前にマーキングした削孔位置を、振動ドリルを使用して削孔します。
- ・φ=16mmのドリルピットにて削孔し、路盤まで抜き切ります。
- ・削孔かすは適時、集塵機、箒等を使用して取り除きます。

東京国際空港D滑走路維持管理等工事
【3.沈下修正工もしくは空隙充填工(ウレタン樹脂注入工)】
- ・削孔した穴へ、注入用ノズルを隙間の出来ないよう挿入設置します。
- ・設置した注入用ノズルに注入ガンを取り付けます。
- ・注入ガンの上からビニール袋を被せ、飛散防止、養生をします。
- ・注入周辺の削孔済の穴には、桶やビニール袋等をかぶせ、
飛散防止養生を行います。 - ・レーザーレベル、レーザー墨出し器等で高さ変動を常に確認し、
目視でも確認し、上がりすぎのないように充分注意しながら樹脂を注入します。 - ・再注入する場合は、同一の穴を再削孔して、樹脂を注入します。

郡山国道4号バイパス 災害復旧工事
【4.雑工】
- ・オートレベルにより、施工前の同一点のレベル測定を行います。
- ・修正目標値まで修正が確認されれば、注入孔を無収縮モルタルにて、穴埋めを行います。
- ・箒、集塵機等を使用し現場の清掃を行います。