アップコン通信

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【社長メルマガ】6頭の象

2020年10月23日 10:00

※この記事は沈下修正の専門家アップコンの社長メルマガ

〔ニッポン上げろ!〕のバックナンバーです。

 

 

第17号(2020/10/20発行)

 

 

6頭の象

 

 

 

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こんにちは!

コンクリートを上げるからアップコンの松藤です。

 

 

“ウレタン”

ご存知ですよね?

 

 

メルマガ5号で

ウレタンについてご説明させていただきました。

ポリオールとポリイソシアネートという石油から生成される

2液の化学反応によってウレタンフォームが形成されます。

それではアップコンのウレタンにはどのような特徴があるのでしょうか?

アップコンは用途に合わせて主に3種類のウレタン樹脂を使用しています。

  

  
  ●沈下修正用樹脂

  ●空隙充填用樹脂

  ●高強度樹脂(公共工事用)

   

  
これら3種類のウレタン樹脂は同じポリイソシアネートを使いますが、

ポリオールはそれぞれ違う成分で構成されています。

よってそれぞれのポリオールとポリイソシアネートが化学反応を起こすと

上記のように異なるウレタン樹脂が形成されます。

  

それではこれらのウレタン樹脂はそれぞれ何が違うのでしょうか?

 

 

まず密度についてみてみましょう。

密度はkg/㎥という単位です。

1立方メートル(1mx1mx1m)のウレタン樹脂のかたまりが  

何キログラムかということです。

  

沈下修正用樹脂はなんと62.0kg です。

  
 

1立方メートルの水は1トン(1,000kg)なわけですから水と比べると圧倒的に軽いですね。

(ウレタンは水に浮くということです)

この場合、密度は62.0kg/㎥と表します。

そして比重は0.062となります。

  
空隙充填用樹脂は25.5kg/㎥、高強度樹脂は185kg/㎥です。

  
種類が違えば密度も異なるということですね。

  
 

  
この密度の違いによって圧縮強度が異なってきます。

圧縮強度とは圧縮荷重に対する1平方メートル当たりの耐力のことです。

単位は N/㎟ や kN/㎡ で表されます。 

圧縮時の材料強度と考えて差し支えないと思います。

 

 

 

一軸圧縮強度試験

一軸圧縮強度試験

 

 

 

沈下修正用樹脂は363kN/㎡、空隙充填用樹脂は51.9 kN/㎡

高強度樹脂は1400 kN/㎡

となります。

  
用途によって圧縮強度も全然違っているのがわかると思います。

  
 

  
それでは何トンの重さのものがウレタン樹脂の上に載っかっても

ウレタン樹脂はつぶれないのでしょうか?

  
N(ニュートン)を説明するとややこしくなるので、

それぞれの樹脂の数値を9.8で除してみてください。

  

 

そうすると

沈下修正用樹脂は37.0トン、空隙充填用樹脂は5.2トン

高強度樹脂は142.8トン

となります。

  
 

わたしたちの身近な単位で言うと

沈下修正用樹脂の場合、1平方メートル当たり37トンの荷重がかかっても

ウレタン樹脂はつぶれないということになります。

  
 

37トン/㎡の重さのものって何があるでしょうか?

コンクリートのかたまりで考えてみると約16メートルの高さまで

鉄筋コンクリートでは約15メートルまで積み上げることになります。

※アフリカゾウなら6頭分の重さです。

  
ちなみに倉庫の床の場合、建築基準法施行令第85条第3項で

3900N/㎡以上の積載荷重に耐える強度を要することと規定されています。

3900 N/㎡は約400Kgということになります。

  

  
アップコンのウレタン樹脂はこれほど高い圧縮強度があるということになります。

 

 

 

 

※物性値について

沈下修正用樹脂はオーバーパック率10%、空隙充填用樹脂はオーバーパック率0%、

公共工事用高強度樹脂はフリー発泡での数値になります。

 

 

 

 

 

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